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本日も、だらだらとしている。一昨日の発熱より下痢が続いている。原因は不明である。仮説を副交感神経が優位なのか、自律神経が乱れているのかよくわからない。俺はこんなもんである。
今日は看護のことを書いてみようと思う。
臨床にでると必死に勉強はしたものの、日々の業務に追われ、このような知識も次第に曖昧になってくる。
「なんとなくでも動ける。わからなければ知っている人に聞けばよい」
という考えに陥る。私がいた病院は古い体質であり、年配者が多いところであり、議論することもなく、知識の更新もない。勉強にならないところであった。アウトプットしようにも話せる人がいない。これには辟易した。
面白くないのだ。新しいことに挑戦し、良いものを求める。そこに面白さがある問い思うのだが。
このような経験から、新人の方にはおすすめするのは
①業務に追われることなく、今行っている看護について考える余裕がある病院。
②議論する仲間、先輩、チームが存在する病院。
③無茶なシフトを組まない病院。
④古い体質に対し改善を続ける病院。
⑤できいれば公務員(一番恩恵にあやかれる。保険とか、融資とか(笑))
そのような病院は私は聞いたことがない!その前に、卒業した時点で私は壊れてしまって音信不通の状態になった。人と会いたくないし、以前のように明るく接することが苦痛になってしまったからだ。よって、私はほかの病院の情報は、ほとんど知らないが、私が理想とする病院を書いてみた次第である。
その後臨床を離れ、デイサービスで働くことになるが(看護師は嫌だったが金がいいので)、医療知識を持っているものは、看護師くらいであり、急変の時は私しかいない。
急変時での病院での流れでは(大抵、意識消失、痙攣)
①発見する。ナースコールで応援を求める。
②CABCED(意識状態、エアライン、呼吸、循環、四肢、腹部)の順に観察する。
③アセスメント。何が起こっているか?を予測する。(脳?循環?そのほか?)⇐私は大体そのようなもの。既往歴、現病歴なども。
④応援来たら血糖値の測定。バイタルサイン。
⑤誰かがドクターコール。
⑥ドクター到着したら、情報を伝えながら、ドクターの介助。
⑦落ち着いたらドクターの指示に従いケアを開始。
大体このような流れである。
ではデイサービスになると。
①急変の発見。
②バイタルサイン。血糖値はデキスタがない!既往歴(資料がみつからない!まじ?!)
③CABCEDで観察。
④とりあえず横になってもらおう。
⑤既往歴見つかる。内服薬は?これ古すぎる情報じゃないか!?
⑥家族に誰かが連絡。
⑦とりあえずだんだん元気になってきた。
⑧よかった。帰宅してもらおう。
である。このように、医療的な判断ができるのが看護師しかいない。必要な情報もまとまっていない。(勤めていたデイでは。)
よって、行ったことは、
①各自の疾患、既往歴、内服薬をすべてまとめた。⇐看護計画を立ち上げる。休みの日も来て12時間ぶっとおし。全行程24時間かかった。
②大抵多いのは、糖尿病罹患者が多く、低血糖が予測されるので、ファンタグレープを用意。(自腹。二本で150円くらいだったので)
③各自の体調を簡易的な記録用紙でチェック。(他の経時的な記録はデイ存在しなかったので。)
④大本となる記録をチェックし、内服薬の更新がない人には、現在の内服薬のチェックを行いたい旨をつたえ、お薬手帳の持参をしてもらう。内服による副作用を予測。
⑤健康面に対しシツコク指導する(笑)
⑥高齢者は大方「大丈夫です」と答える。絶対に信じない。(笑)話がそれるので、何度も聞きたいことについて軌道を修正する。
⑦そのほか、介護スタッフに低血糖や認知症について指導をする。
などを行った。そしてこの結果、そのデイは変わったか?おそらく元にもだっただろう。私が抜けたし。社長もサイコパス傾向の強い人だったので嫌気がさした。真向から対立していたしな。
一度だけ低血糖症状がみられた人がいたが、ファンタグレープで復活。その後、訪問看護にもかかりつけにもかからず、翌週受診し、案の定、高血糖だったと。(笑)今度は家族の問題とかも浮き彫りに。
そのほか、腹水貯留が顕著になってきているが、かかりつけ医の治療方針と本人の意思、家族の意思が全く見えず、違う方向を皆向いていたので介入。
まずは、地域包括に相談、だったらいいが、対立。お医者様扱いし、話の進まなさにいらだつ。進展が遅すぎる。
このように、地域で看護師の役割の重要性や地域包括ケアシステム、かかりつけ医への権威への服従。本当に滑稽である。地域包括ケアシステムとは言っているが、全然、連携が取れていないように感じた次第である。
以上のように、唐突なまとめであるが、私が感じたことは
①看護師は地域でも大きな力を発揮できる。健康を支える存在になり得る。
②アセスメント能力は常に磨くべし。
③基本的な知識を必ず身に着けろ。
④看護計画はデイでも有効。しかし、仕事として認めないのだろうなー。
⑤看護師の仕事を他スタッフは知らなすぎる。そして嘗めているんじゃないかと思ったことが多々あった。
⑥地域包括ケアシステムは名ばかりではないか?障害となるのはいったいなんなのか?権威なのか?利用者に親身になっているのか?円滑になぜいかない?スタッフの能力なのか?
このように、議論できる相手もいないので、独りよがりであるが、もしこれを見た人は信じないように。信じるかどうかはあなた次第。
さあ、数学の勉強をしよう。